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自転車トレ中、崖下に転落…強化選手死亡

 21日午後1時45分ごろ、宮崎県綾町南俣の県道で、トライアスロンのナショナルチームの合宿に参加していた小林大哲(ひろあき)選手(24)=千葉市出身=が自転車のトレーニング中、数十メートル下の川に転落し、約1時間半後搬送先の病院で死亡した。小林さんは愛媛県今治市の日本食研実業団トライアスロン部に所属し、2016年の国内ランキングは10位。

 宮崎県警高岡署などによると、現場は下り坂の右カーブ。選手8人が間隔をあけて列になって走っていたところ、真ん中にいた小林さんが列から離れ、3本のガードロープを飛び越え、崖下に転落したとみられる。

 日本トライアスロン連合によると、ナショナルチームは五輪出場を目指す強化指定選手で構成。合宿は9日から始まり、昨年のリオデジャネイロ五輪代表ら男女13人が参加していた。小林さんは15年に23歳以下(U23)の日本選手権で優勝し、20年東京五輪に向けた期待の強化選手の一人だったという。

 同連合の大塚真一郎専務理事は「宮崎では毎年、代表合宿を行っている。なぜこんなことが起きたのか調査したい」と述べた。【尾形有菜、田原和宏】

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