ここ数年アニラジをばかみたいに聞いてる。聞いてるのは文化放送(地上波)・超!A&G+・ラジオ大阪(配信)・ラジオ関西(配信)・音泉・響・アニメイトタイムズ・Lantis Web Radio・ニコニコ動画の各公式チャンネル。
こないだ数えたら週にン十時間聞いてた。隔週の番組や特番やニコ生の類い入れたらもうちょい増える。
それで思ったことをだらだら吐き出してみる。
難しいなぁと思う。
宣伝を謳っている以上は、知らない人に広める意味合いもあるだろうから、知らない人にも向けて番組を作らなければいけないという事情は分かる。
しかし既にその作品に触れている人間からすると、不満が残る。およそ30分の枠の中で、7〜8分くらい先々週辺りの放送内容に触れたメールを読んで、残りはタイトルと無関係な企画コーナーと公式サイトに載ってる宣伝の読み上げでは物足りない。正直出演者が個人の冠番組でその作品の内容に触れているのとさして違わないとさえ思う(下手すればそっちの方が濃い話してることさえある)。
かと言って本編について深く切り込んでトークしたり、原作者・プロデューサー・監督など、スタッフをゲストに呼んで深く話をしてしまうと、その作品を知らない人が引いてしまいかねない。
いろいろ事情があるのは分かっちゃいるけど、ファンとしては物足りなくなりがちなのが現状。
あと出演者間の作品知識格差があるのも怖いなぁと。ずっと続いてるシリーズものの最新作の宣伝ラジオ番組にありがちなんだけど、あんまりその作品詳しくない人達の中に、一人だけ本気でその作品やシリーズに入れ込んでる人が入っちゃったタイプの番組。
詳しい人がその作品絡みのネタを言ってしまって、他のパーソナリティが誰も返答できず空気が凍って、ちょっと間があって構成作家と録音ブース外にいる作品側スタッフだけ笑ってるみたいなフォローが入るのは、聞いててマジで辛い。そのネタがファンには笑えるものであればあるほど辛い。「この人ホームという名のアウェーで戦ってる……」ってなる。
かと言って詳しい人が複数人いて濃い話をするラジオ(例1:出演声優兼作品の大ファンとプロデューサー。例2:出演声優兼作品の大ファンとゲームライター)は、誰かよほど司会の上手い人がいないと「これ面白いし俺は好きだけど、マニアしか面白がらないし宣伝にならないのでは……」ってなっちゃうわけで。
あと深夜アニメのラジオは3ヶ月で終わったり、放送が終わったら隔週や月一更新になって、さらに3ヶ月やって最終回みたいなの多いよね。寂しい。続編あってラジオの2期始まってもスケジュールの関係でパーソナリティが変わってたりするし。一方でゲームの番組だと3ヶ月の予定が10年以上続いたりもするけど。
個人的に嫌いなだけなんだけど。特にエチュード(即興演技)のコーナー企画。
もちろん、できる人がやるなら面白い。でもできない人は本当にできなくて心底グダグダになる。即興でギャグ考えろみたいなのは嫌いじゃないけど、エチュードは長いじゃん。5分も流しておいてオチねえの!?とかあるある。しかも面白くしようとして、でたらめなシチュエーションと配役でやらせようとしがち。余計にグダグダになっちゃう。
そのグダグダさを楽しめる人ならいいんだろうけど、ただまとまりが無いだけに見えるのよね。あと出演者の力に頼りすぎ。
こういう企画が多いのは、グダグダなことの人気があるからなのか、それとも構成作家の手抜きなのか……。
最近は「あけおめ→でも収録はクリスマス!」ネタと「1月第3週だけど収録的には今年明け!」ネタがうんざりするほど被る。
各番組が毎回冒頭でこれ言ってる。言ってないのは生放送番組くらい。
台本に書いてあるのか、各人が自分で言ってるのかは知らんけども、それは個々の番組聞く分にはいいけど、その局・サイトを開きっぱなしで垂れ流してる人間としては、またそれか!ってなるわけですよ。
しかも伊福部崇が「たぶん今週の番組はみんなそういうこと言う」みたいなことを月曜深夜の番組で言ってるのを聞いた上で!正月に限らず、節分とか祝日とかそういうネタも全部!毎週この伊福部という名の悪魔によるネタ潰しを食らった上で何度も何度も聞くわけですよ。キツい!
男が聞いても面白い番組けっこう多いなーって思った。甘い声でささやくコーナーとか乙女ゲーのCMとか欲望だだ漏れなシチュエーションドラマCDのCMとかそういうとこ無視すれば。
でも子供になってひたすら甘やかされるシチュエーションドラマCDいいなぁ……。男性向けの企画無いもんかなぁ……。
箱番組と告知とパワープレイで事実上30〜40分しか尺がない1時間のワイド番組って、僕ぁどうかと思うんですよ。
エチュードは声優の技量を上げるのでつまんなくても我慢して見守ろう 瞬発力、トークスキルはあったほうがいい 絶望的に向いてないとわかったら番組側でもやらせなくなるだろうし