2017-01-21

ど根性ガエルの娘が相当な衝撃で迎えられてるのがある意味衝撃

あい機能不全家族って結構そこかしこに転がってるんだよね。

ただ、あのマンガのように、「仲の良い家族像」という呪縛があまりにも強烈で、

作者の大月悠祐子氏のように、22年もの間、自らを責め苛み苦しみ続けてでも、

その家族像を守るために自己犠牲にし続けてしまう。

そんな想像を絶するような物語は、案外そこかしこに転がっているんだよ。

大丈夫です あせらないで 落ち着くまで いくらでも待ちます」といってくれた編集の人は、

良きカウンセラーのような人で、

大月悠祐子氏はそこで漸くわずかな光明に救われたのだと思う。

ただ世の中、そんな良きカウンセラーたりえるひとと言うのはまず出会えることはない。

事実大月悠祐子氏はその人と出会うまで22年かかり、

それまでの間、「ずっと動けないまま」で苦しみ続けていたのだ。

おそらく、吉沢やすみ氏本人にも「悪意」というのは全くないのだろう。

から人は、そういう人たちによって想像を絶するほど心を破壊される。それには際限がない。

相手が悪い人だと思えれば逆らいようもあるのだけれど、

相手に悪意がなく、私のためを思ってくれている「ということになっている」のだから

心のなかで、自分の苦しみが処理できないのだ。

今の世の中の息苦しさというのは、

こういう例が原因であることが実はほとんどなのじゃないかと思っている。

政治のせい、

社会のせい、

わかりやすい「悪意の存在」を想定すれば「処理」はしやすいけれど。

はてなブックマークidの中にも、

はてな吉沢やすみ氏のような人が大勢いる。

あのマンガに衝撃を受けるのなら、

そういう「善意偽装した恐怖の暴君」の本質を、ちゃんと見極められるようになった方がいいと思う。

耳触りの良いことを言いながら、

激しい怒りや罵倒、人を追い詰めるような冷笑や皮肉を時折見せるという人には、

最も警戒しなくてはならないだろう。

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