１７日午前、岐阜県高山市で、８５歳の男性が自宅の納屋の軒先で雪に埋もれた状態で死亡しているのが見つかり、警察は雪下ろしをしていて亡くなったとみて詳しい状況を調べています。
１７日午前９時半ごろ、岐阜県高山市荘川町の三浦公明さん（８５）の住宅の近くに住む人から「何度も家を訪れたが返事がないので心配だ」と警察に通報がありました。
警察官が１０人ほどで三浦さんの家の周辺を捜したところ、約２時間後に家のそばにある納屋の軒先で雪に埋もれた状態の三浦さんを見つけましたが、すでに死亡していました。
警察によりますと、三浦さんは長靴と手袋を身につけ、笠をかぶった姿で見つかり、納屋にはしごが架かっていたほか、近くにシャベルが落ちていました。
また、近所の人は、１５日、三浦さんが家の屋根に上って雪下ろしをしているのを見かけたということです。
警察は三浦さんが家の屋根の雪下ろしの作業中、高さ２メートルの屋根から転落したか、何らかの原因でその場で倒れて雪に埋もれて死亡したのではないかとみて詳しい状況を調べています。