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山県 ニワトリ埋設作業急ぐ

01月17日 19時03分

山県 ニワトリ埋設作業急ぐ

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岐阜県は山県市の養鶏場で鳥インフルエンザへの感染が確認され、殺処分したニワトリを埋める作業を目標の17日中に終えるよう急ぐ一方、周辺の養鶏場に立ち入り検査もおこなっています。
この問題で、岐阜県は養鶏場の約7万8000羽のニワトリを殺処分し、穴に埋める作業を進めています。
16日は地下水が湧き出して作業を中断しましたが、近くに別の穴を掘って作業を続け、国が目標とする感染確認から72時間の17日夜11時までには終える見通しだということです。
一方、岐阜県は周辺の養鶏場に立ち入り検査をおこなっています。
半径3キロ以内の3か所についてはニワトリから採取した検体を詳しく分析し、18日にも結果が出る見通しです。半径3キロから10キロの10か所でも立ち入り検査を進めています。
また、環境省の緊急調査チームが、養鶏場から半径10キロ圏内に生息する野鳥に異常がないか、現地調査を始めました。
調査は野生のカモが多い水辺を中心に10か所から15か所で、19日までおこなわれます。
岐阜市の池では野鳥の専門家と環境省の職員が野鳥の数や種類を調べ、衰弱した鳥がいないか確認していました。
環境省は鳥インフルエンザに感染した野鳥が相次いで見つかった、愛知県の豊橋市と西尾市の周辺にも専門家チームを派遣して、野鳥を調査しています。
愛知県内での調査は、17日から3日間おこなわれ、20か所から30か所ほどを調査します。
調査結果は19日発表される予定です。

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