１５日午後、愛知県高浜市の住宅で８１歳の男性が着ていた服に近くの電気ストーブの熱で火がつき男性は全身にやけどを負い死亡しました。
１５日午後７時前、高浜市青木町の住宅に住む女性から「夫の服が電気ストーブで燃えた。火は消し止めたがやけどをしている」と消防に通報がありました。
消防が駆けつけたところこの家に住む稲葉鑛嗣さん（８１）が倒れていて病院に運ばれましたが、全身にやけどをしていて、まもなく死亡が確認されました。
居間にいた稲葉さんが呼ぶ声に気付いて台所にいた妻が駆けつけた時には着ていたはんてんに火が燃え広がっていたということで、警察と消防が詳しい状況を調べています。
製品事故を調査するＮＩＴＥ＝製品評価技術基盤機構は、燃えやすいものがストーブに接触すると火災になるケースがあるとして、冬場の暖房を使うこの時期は注意してほしいと呼びかけています。