大学入試センター試験は１５日、雪の影響で、愛知県と三重県の一部会場で、試験の開始を最大１時間繰り下げるなどの措置が取られました。
名古屋市瑞穂区にある名古屋市立大学では、交通機関に乱れが出たため、午前９時半の試験開始を１時間繰り下げました。
会場では、大学の学生ら１０人ほどが雪かきをしたり融雪剤をまいたりしたほか、会場の近くで、時間が変更されたことを受験生に説明していました。
受験生の１人は「雪で電車が止まったり遅れたりして、何でこのタイミングなのかと戸惑っていますが、気持ちを切り替えてがんばりたいです」と話していました。
ＮＨＫが各試験会場に確認したところ、▼愛知県では、この名古屋市立大学と豊橋技術科学大学の２つの会場、▼三重県では三重大学など６つの会場で、開始時間を繰り下げました。
このほか、雪の影響で遅れた受験生に別室で受験させる措置をとった会場もありました。