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鳥インフル確認で殺処分進める

01月15日 19時06分

鳥インフル確認で殺処分進める

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岐阜県山県市の養鶏場で14日、多数のニワトリのヒナが死んでいるのが見つかり、「H5型」の鳥インフルエンザウイルスの感染が確認されたことを受けて、県は養鶏場で飼育されているすべてのニワトリの殺処分を進めています。
県によりますと、早ければ15日中に殺処分は終了する見通しです。
14日朝、山県市の養鶏場でニワトリのヒナ100羽以上が死んでいるのが見つかり、岐阜県が遺伝子検査を行った結果、「H5型」の高病原性の鳥インフルエンザウイルスの感染が確認されました。
これを受けて、岐阜県は自衛隊の応援も得て約300人態勢で、養鶏場で飼育されている約8万羽のニワトリの殺処分を進めています。
県によりますと15日午後4時までに約3万8000羽を殺処分したということで、早ければ15日中に殺処分は終了する見通しです。
また、ニワトリを埋めるための長さ60メートル、幅8メートル、深さ5メートルの溝を掘る作業も完了していて、順次、土の中に埋める作業を進めていくことにしています。
一方、岐阜県は15日午前、2回目の対策会議を開き、雪の影響で殺処分した鳥が入った袋を埋却する場所まで運ぶ重機がスリップするなどして、作業が予定より遅れていることが報告されました。
そのうえで、国が作業の目安としている感染の確認から24時間以内となる15日夜11時ごろまでに作業を完了させるために、人員を増やすことを申し合わせました。
岐阜県の古田知事は「できるだけ速やかに処置をすることが大切だ。
安全を確保しながら、スケジュールをこなし、情報を共有してほしい」と述べました。

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