大学入試センター試験の２日目の１５日、雪で交通機関が乱れたため、愛知県と三重県の一部の会場で試験の開始を最大で１時間繰り下げるなどの措置がとられました。
大学入試センター試験は１５日が２日目で、東海３県では合わせて５８の会場で理科と数学の試験が行われます。
このうち、名古屋市瑞穂区にある名古屋市立大学では、交通機関に乱れが出たため、午前９時半の試験開始を１時間繰り下げることを決めました。
会場では、大学の学生ら１０人ほどが雪かきをしたり融雪剤をまいたりしたほか、会場の近くで、時間が変更されたことを受験生に説明していました。
受験生の１人は「雪で電車が止まったり遅れたりして、何でこのタイミングなのかと戸惑っていますが、気持ちを切り替えてがんばりたいです」と話していました。
愛知県では、この名古屋市立大学のほか豊橋技術科学大学でも、三重県では三重大学など６つの会場で開始時間を繰り下げました。
このほか、雪の影響で遅れた受験生に別室で受験させる措置をとった会場もあるということです。