こんにちは、kanataです。
「おとなの小論文教室」という本を読みました。
小論文と聞くと、正直、少し堅苦しいイメージがあります。
学生の頃に嫌々書いて点数をつけられるもの、
というのが私の中に残っている記憶です。
でも、この本を読んでいくと、
「ブログを書くこと」にも通じることが、
たくさん散りばめられているように感じました。
読者の方のメールなどもたくさん紹介されていて、
色んな人の違った言葉を読めたのも興味深かったです。
あなたの言葉が聞きたい。きっと私は、ただひとつ、そのために、この本を贈ります。目には見えないけれど、あなたの中に、感情があり、想いがあり、意志がある。それを言葉にして、外に表し、人に通じさせてほしいのです。
素敵な表現。
たぶん、自分が誰かのブログを読みにいくのは、
その人の言葉を読みにいきたいから。
その言葉を通して新しい考え方や、
何かキレイなものに触れたいと思うから。
自分がブログを書くのは
自分の中にあるものを知りたいから。
言葉で表現していくうちに、自分について
新しい気づきがあったりするのが面白い。
「自分の中にこんなものが、あったんだ」って。
その言葉を読んで誰かが、何かを感じてくれたり、
新しい発見や再発見があったりしたら嬉しい。
短く言うことは、大事なものだけ残して、あと全部棄てることです。短く言えないということは、大事なことの順番が自分にもわかっていないということ。これでは、人に伝えることは難しい。
英語の「Less is more」という言葉を思い出しました。
最近Youtubeで、洋書の本の内容を
まとめた動画を見ることにハマっています。
同じ本をまとめた動画をいくつか見るんだけど、
こっちの方が好きだなっていうのがあることに気がつきました。
なんで、こっちの方に、より魅力を感じるんだろう?
それは、本の内容をすべて説明しようとする
のではなく、その人が感銘を受けたポイントを
いくつかピックアップして、そのポイントに関連する
自分の実際の体験なども話しながら説明している動画です。
ただただ本の内容を1から10まで
目次を読んでいるみたいに説明される
(誰にでもできる)より、その人が選んだポイントを、
その人の言葉で、その人の体験を、物語を聞くように
話してくれるものに惹かれることに気づきました。
ああ、自分もこんな風にブログを書きたい。
表現力は、いまをつかむためにある。
いま、自分になる、ことだ。
これは、どういうことだろう?
この言葉を聞いて、何を想像しますか?
私には、まだ、よく分かりません。
でも、この言葉に、なぜか強く惹かれました。
P.S.
このブログを読んでいるあなたへ:
読みに来てくれてありがとうございます。
ブログを書いている人へ:
素敵な言葉をや気づきを、ありがとうございます。