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【芸能・社会】

“最もセクシーな男”東京で初単独公演 フランス人シンガー・ソング・ライタージュリアン・ドレ

2017年1月21日 紙面から

「日本語の歌も披露したい」と抱負を話したジュリアン・ドレ

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 フランスのシンガー・ソング・ライター、ジュリアン・ドレ(34)の日本デビューアルバム「&〜愛の絆〜」が25日に発売される。5月18日には、東京・代官山ユニットで初の単独公演を行う。

 2007年にテレビの勝ち抜き歌謡ショーに出演して注目され、ファッション誌「ELLE」で、「最もセクシーな男」に選ばれた。その後、念願の歌手デビュー。3作目のアルバム「LOVE」が、フランスのグラミー賞と言われるヴィクトワール・ドゥ・ラ・ミュージックで最優秀アルバムに選ばれた。

 通算4作目のアルバムが、日本でのデビュー盤。このほど来日したジュリアンは、「やっと日本の皆さんに聴いていただけるチャンスを得ました」と笑顔を見せた。1年半ほど前に、「ヌーヴォー巴里祭」に招かれて東京で歌ったことがある。その時に日本語で歌ったシャンソンの大御所ゲンズブールの「ラ・ジャヴァネーズ」や滞在中の思い出を歌にした「TOKYO」もボーナストラックに収録した。

 優しいウィスパーボイスが特徴だが、「それはレコーディングの時で、ステージでは踊ったりもしますよ」とのこと。

 哲学的だったり極めて文学的な詞も人気の秘密。ボードレールや米国のヘンリー・デイヴィッド・ソローらに影響を受けたという。アルバムのテーマは、絆。「世界中で人間が分断され、孤立するような状況にありますが、他者との絆が一人一人を救うことになると思う。芸術は国境を越えると思うし、音楽でそういうことを伝えたかった」。俳優経験もあり、今後も多彩な活動が期待される。

 

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