蹴球探訪
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【サッカー】初主将・吉田麻也が勝利導いた サウサンプトン4回戦進出2017年1月20日 紙面から
◇英国・FAカップ サウサンプトン1−0ノリッジ【サウサンプトン(英国)原田公樹】サッカーのイングランド協会(FA)カップは18日、3回戦再試合の3試合を行い、DF吉田麻也(28)のサウサンプトンはホームでチャンピオンシップ(2部リーグ)のノリッジを1−0で下し、4回戦へ進んだ。吉田は2012年にサウサンプトンに移籍して以来、初めてキャプテンを務め、センターバックとしてフル出場。ロスタイムにロングが決勝点を決めた。4回戦は28日にホームでアーセナルと対戦する。 左腕にキャプテンマークを巻き、チームを4回戦へ導いた吉田は、喜びを隠さなかった。「キャプテン!」と記者から声をかけられると、「いやぁ、気づいたら(今日の先発で)一番、在籍が長い…」と照れた。 先発は若手中心。超守備的なノリッジをサウサンプトンが一方的に攻めるが、なかなか得点機が作れない。「もどかしかった。でも、どう考えても負ける相手じゃない。(土壇場で同点に追いつかれた)前戦の反省から、我慢して我慢した」と振り返った。キャプテンとしては「若い選手が多かったので声をかけ、助け合っていけるよう心掛けた。うまくできたと思う」と手ごたえを口にした。 今季はハンブルガーSV(ドイツ)の酒井高徳など、欧州のクラブで日本人選手が主将を務めるケースが少しずつ増えている。吉田は小中高時代はずっとキャプテンだったが、プロになってからは機会がなく、オーバーエージとして出場したロンドン五輪だけ。「苦しい時に先頭に立つキャプテンでありたい」と理想のキャプテン像を掲げた。 PR情報
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