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【プロ野球】

大谷の打撃はピアザ級 米スカウトが絶賛

2017年1月20日 紙面から

バットを振り込む日本ハム・大谷翔平=鎌ケ谷で(棚橋慶太撮影)

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 日本ハム・大谷翔平投手(22)が19日、千葉県鎌ケ谷市の2軍施設で自主トレを行い、視察に訪れた米大リーグ、アストロズの大慈弥功(おおじみ・いさお)環太平洋部長(60)から、ドジャースやメッツで活躍したマイク・ピアザ級の打撃と絶賛された。

 まだ、調整段階ながら鋭いスイングに熱い視線が注がれた。昨年9月28日の優勝決定試合以来、今年初めて“大谷詣で”に訪れた大慈弥さんは「メジャーでいったらピアザみたいな打球というか、すごいスイングですね。打球音がビュンと伸びてくる」とうなった。

 室内練習場での打撃練習をスマートフォンで撮影するほどの念の入れよう。現役時代のピアザを知る大慈弥さんは、メジャー通算427本塁打の強打者と大谷を重ね合わせた。

 この日、ネットスローを行った大谷は「まだ、フォームを固める段階でないし、いろいろ試してる段階」。打撃に関しても「まだまだ」と言う中で賛辞を受けた。

 鎌ケ谷自主トレ初日の6日もブレーブスの大屋スカウトが視察するなど、既に大リーグ球団の大谷詣では始まっている。今オフにもメジャー挑戦の可能性がある二刀流のアリゾナキャンプやワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、「OHTANI」フィーバーが湧き起こりそうな予感だ。 (水足丈夫)

 

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