潘基文氏、慰安婦問題について質問する記者に「悪い奴ら」 野党「国民に謝罪を」

潘基文氏、慰安婦問題について質問する記者に「悪い奴ら」 野党「国民に謝罪を」

2017年01月19日13時36分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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禹相虎・共に民主党院内代表
  韓日慰安婦合意を歓迎する発言について質問した記者たちに向かって、潘基文(パン・ギムン)前国連事務総長が「悪い奴ら」と述べたことに対し、共に民主党の禹相虎(ウ・サンホ)院内代表が「国民に謝るべき」と主張した。

  19日、禹氏は国会で開かれた政策調整会議で「国民の疑問を代弁している記者に対してこのようなことを言うとは、政治指導者として適切ではない」と述べた。

  禹氏は「潘氏が記者に向かって『悪い奴ら』と言ったと聞いて衝撃を受けた」とし「質問をしたという理由でこのように述べたということで、これは適切な態度ではないことを指摘したい」と明らかにした。

  禹氏はまた、「国民の疑問を代弁している記者に対してこのようなことを言うとは、政治指導者として適切ではない」とし「この問題について、国民に謝ってほしい」と求めた。

  18日、潘氏は大邱(テグ)市内のある食堂で韓日慰安婦合意に対して尋ねる記者の質問に「慰安婦に関し、歴史的な過ちを犯したかように話したことは絶対にない」とし「これからはいかなるメディアが尋ねて来ても慰安婦問題についての返事はしない」と断固たる立場を示した。

  続いて、食事を終えた後、潘氏は同行したイ・ドウン報道官に「この人たちが来て、それ(慰安婦問題)だけを聞くので、まるで私が歴史の誤りでも犯したかのように見える」とし「悪い奴らだ」と話したと伝えられた。

  これに先立ち、潘氏は慰安婦合意が成立した直後の2015年12月28日、国連ホームページを通じて「韓日慰安婦合意を歓迎する」とし「大統領が正しい勇断を下したことに対し、歴史が高く評価するだろう」という声明を発表した。
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