[PR]

 愛知県東海市は20日、消防署員9人が年末年始の延べ3日間、勤務中に署内で賭けマージャンをしていたと発表した。市は上司を含めて懲戒処分する方針だ。

 市によると、マージャンをしたのは東海市消防署警防課で火災や救急、救助での出動を担当する23~40歳の男性9人。署員の1人がパイなどを持ち込み、夜間の仮眠時間中に通信室や仮眠室でジュースや現金を賭けていたという。マージャン中の救急出動が計5件あったが、市は活動への影響はなかったとしている。数人は前年の年末年始にも勤務中にマージャンをしたと説明しているという。

 1回の勤務は24時間で、9人のうち4人は昨年12月29日からと今月1日からの勤務中にジュースを賭け、別の5人は2日からの勤務中に現金を賭けて2千~3千円程度の勝ち負けがあったという。