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【ドラニュース】

田島、心の中で実況中継

2017年1月20日 紙面から

緊張感を自ら高めブルペンで投球する田島=中日ドラゴンズ屋内練習場で(金田好弘撮影)

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 自己実況中継で緊張感を高める。中日・田島慎二投手(27)が19日、ナゴヤ球場に隣接する屋内練習場でブルペン入りした。昨季17セーブの右腕は、春季キャンプで試合中のあらゆる状況を心の中で実況中継する考えだ。ブルペン投球の緊張感を高めることで、抑えにもセットアッパーにも対応する。

 「9回裏2死満塁、リードは1点。バッターは筒香!」−。沖縄・北谷のブルペンで耳を澄ませば、そんなつぶやきが聞こえてくるかも…。いや、あくまで田島の心の中での話だった。点差、走者、打者。楽な状況で投げることはない。練習を練習で終わらせず、実戦に近い感覚を自らに課す。

 もちろん、全球ではない。まずは心身の状態をしっかりと上げ、持ち球の精度を上げることが優先。ただ、その日その日の状態を見極めた上で、「ダラダラ投げることに意味はない。そうやって試合中の場面を想定することも出てくる」と話した。

 昨季はシーズン途中からクローザーとして起用され、チーム最多の17セーブ。ただ、メジャー経験もあるアラウホとロンドンの加入で勝利の方程式は再構築。キャンプ、オープン戦を経て役割分担が決まる。

 

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