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【ドラニュース】

柳、キレる!エグい!!垂直カーブ

2017年1月20日 紙面から

ブルペンでカーブを初披露した柳=中日ドラゴンズ屋内練習場で(金田好弘撮影)

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 中日ドラフト1位の柳裕也投手(22)=明大=が19日、持ち味のカーブをブルペンで初披露した。ナゴヤ球場での選手会合同自主トレで2度目の投球練習。真上から大きな弧を描く落差に、受けたブルペン捕手もうまく捕球できなかった。プロでも珍しい「魔球」は、自らの実力を測る物差しともなる。

 柳の宝刀が、初めて披露された。2度目のブルペンでふと思い立った。捕手を立たせたまま直球のみの予定だったが「投げてみようかな」と選んだのがカーブ。高い位置から放たれた回転の利いた緩い球は、文字どおりの急カーブを描いて沈んだ。

 「キレるわ、これ!!」。予想だにしなかった軌道に、吉田ブルペン捕手は捕球に苦戦。それ以降に投じられた2球には対応したが「エグいッス。真上から真下に落ちる感じ。映像では見ていましたが、今の中日にはない球ですね」とべた褒めだった。

 ドラフト1位をたぐり寄せた大きな武器。140キロ台後半の速球に対して、カーブは持ち球の中で最も遅い105キロ前後だ。明大ではカウント球だけでなく、決め球としても多投した。担当の佐藤スカウトも「フルカウントからでも平気で投げていた。カーブで三振だって取れる」とほれ込んだ理由を力説する。

 

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