レスリング伊調「ゆっくり考える」海外留学も…日本スポーツ賞表彰式

2017年1月20日6時0分  スポーツ報知
  • 大賞を受賞しうれしそうにトロフィーを掲げる伊調馨(後列左から萩野公介、飯塚翔太、1人おいて木村敬一、内村航平、手前は池透暢)

 日本スポーツ賞の表彰式が19日、都内のホテルで行われ、リオ五輪で女子初の4連覇を達成したレスリングの伊調馨(32)=ALSOK=が大賞を受賞。進退を保留している伊調は海外へ留学する計画があることを明かした。

 伊調は進退について「東京五輪は見えないけどレスリングは好きで追究していきたい。1年かけてゆっくり考えたい」と話すにとどめた。現在はコーチングやレスリングの理論に興味を持っており、さらには語学の習得も含めて「(海外の)プログラムを周りの人に聞いている」と、留学の準備も進めているという。

 体操のリオ五輪男子団体総合金メダルメンバー5選手が特別賞を受賞。昨年12月に体操界初のプロ選手となった内村航平(28)=フリー=は「今年からルールが変わる。いち早く対応して日本の新しい体操を見せられるように」と、今年から採用される新ルールへの適応へ意欲を見せた。

 リオ五輪競泳男子400メートル個人メドレー金メダルの萩野公介(22)=東洋大=は早期復帰へ意欲を語った。特別賞を受賞し「このような賞をいただきうれしいです」と笑顔。昨年9月に右肘を手術し「7月の世界水泳に向けて、練習とリハビリをしっかりしていきたい」と“復活V”を目指す。

 リオ五輪陸上男子400メートルリレー銀メダルの飯塚翔太(25)=ミズノ=ら4選手が特別賞を受賞。200メートルを本職とする飯塚は、さらなる進化を目指して100メートルにも本格的に取り組む意向を示唆。「100メートルに出ることで、よりスピードを高めたい」。下りの坂道などで練習を積み、100メートル挑戦への準備を備える。

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