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図書館や地球儀を描くドローイング、寺崎百合子展『Arks for Learning』

Yuriko Terazaki『Moon Globe』2016 black color pencil and carbon pencil on paper 17.8×19cm ©Yuriko Terazaki/Courtesy of Gallery Koyanagi photo: Keizo Kioku
Yuriko Terazaki『Moon Globe』2016 black color pencil and carbon pencil on paper 17.8×19cm ©Yuriko Terazaki/Courtesy of Gallery Koyanagi photo: Keizo Kioku

寺崎百合子の個展『Arks for Learning 図書館』が、1月21日から東京・銀座のギャラリー小柳で開催される。

1952年に東京で生まれたアーティストの寺崎百合子。1998年から1999年にかけて文化庁芸術家在外研修員としてイギリス・オックスフォードで図書館を取材した。著書に小川百合名義で発表した『英国オックスフォードで学ぶということ―今もなお豊かに時が積もる街』がある。

同展では、歴史ある図書館の内部や、書籍と同様に知を得るために古来重宝された天球儀や地球儀、月球儀を描いた新作ドローイング6点を展示する。展覧会のタイトルは、ジャイルズ・バーバーの著作『Arks for Learning: Short History of Oxford Library Buildings』からとられているという。

初日の1月21日には、寺崎とライターでエディターの橋本麻里による「世界の似姿としての図書館と地球儀」をテーマにした対談およびオープニングレセプションが行なわれる。

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