炎上8件に潘基文氏が釈明「海外生活が長く、帰国して間もなかった」

(5)「仕事がないなら海外でボランティアしろ」=潘基文氏は18日の朝鮮大学での講演で、「若者に全然仕事がないなら、本当のボランティアとしてでも世界の恵まれない地域に行ってみて…」と述べた。このため、若者層の間では「就職先がなかったら海外ボランティアでもしろという意味か」と批判が巻き起こった。同氏側は「良い意味でグローバル・スタンダードの重要性やボランティアの偉大な価値について述べたものだ」と説明した。

(6)国立墓地でカンニング=潘基文氏は13日、国立ソウル顕忠院(国立墓地)で芳名録に記入する際、自身が事前にメモしていった言葉を見て書き写した。このため、「そんなことも(誰かが)書いてくれたものを見て書くのか」と批判された。これについて潘基文氏側は「演説する時、プロンプター(演説者に見えるように演説原稿を表示する装置)を参照するのと同様に自然なことだ」と言った。

(7)行方不明者家族に「遺族」=潘基文氏は彭木港でセウォル号沈没事故の行方不明者家族に会った際、「遺族」という表現を使った。セウォル号事故の被害者家族は、行方不明者家族に対して「遺族」という表現は使わない。これについて同氏側は「間違いだった」と認めた。

(8)火災現場で写真撮影=18日、全羅南道麗水市の喬洞水産市場火災現場を視察した際、子どもと写真を撮ったことについて、SNSなどで「火災現場で何のまねだ」と非難された。潘基文氏側は「子どもが近づいて来て写真を撮ろうと言ったので断れなかった」と述べた。

イ・オクチン記者
前のページ 1 | 2 次のページ
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) The Chosun Ilbo & Chosunonline.com>
関連ニュース