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 スイスで開催中の世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(ダボス会議)に参加している米国の著名投資家、ジョージ・ソロス氏(86)は19日、一部メディアに対し、トランプ氏について「独裁者になるかもしれない」と述べた。

 ソロス氏は「個人的には彼は失敗すると確信している。失敗してほしいと望んでいるからではない。なぜなら、彼の思想は自己矛盾に満ちているからだ」と述べ、トランプ氏の具体的行動は予測不能だとも指摘した。ソロス氏は昨年の米大統領選で、トランプ氏の対立候補だったクリントン氏を支援してきたことで知られている。(ダボス=松尾一郎)