スマップ解散！という国民的大ニュースから約三週間たちましたが、9月2日発売のフライデーが「スマップ解散第3弾　なぜ裏切り者呼ばわりされなきゃならないの！」と題して、「元凶」とされているキムタクこと木村拓哉の妻・工藤静香（46）の独占激白を報じていました。一時は国民的大スターから一転、ヒールとなってしまった夫・木村拓哉（43）。工藤静香は「皆さんに理解して頂くことは難しいかもしれませんが…」と前置きしたうえで、真相を語り始めたのです…。詳細をご覧下さい。

フライデーが工藤静香に直撃取材！

　今から遡ること約3週間前の8月10日に事件は起きました。香取慎吾（39）をはじめとする4人のメンバーがジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長（84）の元を訪れ、「スマップを解散したい」と申し入れたのです。奇しくもその前日、木村拓哉・工藤静香夫妻はハワイへ家族旅行に出かけたところでした。8月22日に帰国するまで国内では騒動が過熱する中、木村拓哉はずっと沈黙を続けていたのですが、帰国後の空港で記者団の問いかけに対し「驚かせてしまってごめんなさい。自分自身は全然変わってない」などとコメントしました。

　そして8月27日の夜。フライデーは都内にある工藤静香の自宅近くで真相を知るべく直撃します。今回のスマップ解散騒動の際、なぜスマップの解散を知った時点で帰国しなかったのか、スマップ存続のために行動するという選択肢はなかったのか？と問いかけたのです。それに対して工藤静香は「…かえって騒ぎが大きくなると思ったんじゃないかな。」と夫・木村拓哉の考えを代弁していました。私個人としては、工藤静香の発言は建前で、本当は「今さら求心力のなくなった木村拓哉がどうこう言ったって、何も変えることが出来ない」というのが事実だと思います…。

　さらに、女性週刊誌で報じられた「メリー喜多川副社長（89）と、藤島ジュリー景子（50）と口裏を合わせて同じタイミングでハワイ旅行へ行った」という事に対しては「ないない！ハワイに着いてから知りましたから」ときっぱり否定し、ハワイ滞在中も連絡を取ったり会ったりもなかったようです。

工藤静香がフライデーにスマップ解散の真相を語る

　いよいよフライデーがスマップ解散の真相に迫る質問を工藤静香に投げかけます。『スマップが分裂・解散に至ったのは、工藤静香が独立に反対し、木村拓哉を翻意させたからと言われていますが？』。この「ど直球」の質問に対して工藤静香は以下のようにサラッと受け流します。

「私にそんな力ないです。木村静香としてプライベートでは彼の一部ではありますが、仕事では”付属品”にもならない存在。工藤静香とスマップは何の関係もないんだから」
（引用元：フライデー 2016年9月16日号）

　しかし、フライデーも食い下がります。そうは言っても、週刊誌をはじめ多くのメディアがそのように報じていることを指摘すると、工藤静香は堰を切ったように真相を話し始めたのです。

「ええ、書かれていましたね。でも、あれは彼らが『作っている』こと。そういう見出しをつけないと売れないんでしょ？フライデーさんは自分の足で取材してくれているから、こうして答えていますけど。私たち、悪いことなんて何もしていませんから。堂々と生きていますから。だって、解散騒動の後、誰か干されていますか？立て続けに仕事している人もいるじゃないですか？」
（引用元：フライデー 2016年9月16日号）

> SMAP 解散の真相を文春！キムタクと工藤静香の結婚を巡る確執が発端だった

　確かに現時点で終了が決まっているのは『SMAP×SMAP』（フジテレビ系）だけです。さらに工藤静香は続けます、事務所を出たほうが潤うはずだと。フライデー記者は工藤静香の怒りを含めたその口調はどこか呆れたようにも見えたようです。

「だいたい、事務所を出たほうが潤うはずです。独立すれば現在（いま）、（事務所から）貰っているお給料より収入はよくなる。一時的にはね。だから、おカネが目的なら出るべきです。でも、仕事ってそういうものじゃないでしょう？人と人のつながりで人間は生きている。私はそう思います。（他のメンバー）4人の方々がどうお考えなのか。それぞれの価値観の問題です。なのに、どうして私たちが”裏切り者”呼ばわりされなきゃならないの！『スマップを潰したメリーと工藤静香』という記事（週刊文春）もありましたよね。もう、いい加減にして～って。だって、潰す意味がないじゃない。彼はスマップの25周年コンサートは何があってもやり遂げたいって、一生懸命だった。活動休止するにしても解散するにしても、25周年イベントだけはやるべきだと、ずっと言っていた。ただ…育ての親のジャニーさんがなんと言おうと、首を縦に振らない人だっているわけだから」
（引用元：フライデー 2016年9月16日号）

この話題の裏側を考える

　今回のフライデーによる工藤静香への取材の記事を読んで、「おカネ」の話をしていたことが印象的でした。「独立すれば”一時的には”よくなる。でも仕事は人とのつながりが大事」と語っていましたね。ということはつまり、「私は独立反対です！」と言っているのと同じ事だと思いました。これは私の憶測ですが、間違いなく旦那の木村拓哉とこのような会話をしているはずです。木村拓哉は一度は独立に賛成していたそうですから、残留に舵を切ったのはやはり工藤静香の力が大きかったのだと思います。
　工藤静香は「だって、（スマップを）潰す意味がないじゃない。」とも語っています。そりゃ勿論そうですが、木村拓哉のみが独立に反対することがスマップを潰すことになるということを何も理解していないんだなぁと思いました。旦那・木村拓哉はスマップという”グループ”に所属しているんですから、しかも中居くんと同じく一番年上で唯一の既婚者なのですから、もっと大人の対応というか調整役を担うべきだと思いました。工藤静香はあまりにも旦那の事しか考えなさすぎです。でも今回のフライデーの記事で、工藤静香がどのように考えていたのか真相が分かってちょっとスッキリしました。

　最後に、工藤静香も苦労して来たんだなとわかる記事をご紹介して終わります。先ほど工藤静香の話に出てきた週刊文春の『スマップを潰したメリーと工藤静香』という記事。その中にスマップ解散が発表される直前の8月6日に、工藤静香が自身のファンクラブ会員向けのブログに、以下のように綴っていました。

「言いたい事を言わず、何が何でも我慢するしかない時を十年以上も続けていますが、発言したらキリがない。言いたい真実は限りなくありますがそれに反応したらまたそれを引用され記事になるので今まで通り発言しません」
（引用元：週刊文春 2016年9月1日号）

　かなり意味深な内容ですが、旦那のことを自身のファンクラブのブログに書くということは相当溜まったものがあったのでしょうね。そして注目すべきは”十年以上”というところです。木村拓哉と工藤静香が結婚したのは約15年前ですから、キムタクと結婚してからというもの、有る事無い事いろいろ書かれて、いろんなストレスが溜まってるんですね。でも国民的大スターとの結婚ですから、一般人からしたらそれくらい仕方ないじゃんと言いたい気もします（笑）。