巨額損失の東芝 米原子力関連企業の買収取りやめ
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大手電機メーカーの東芝は、アメリカの原子力事業で巨額の損失を計上する可能性が出ていることを受けて、去年いったん決めていたアメリカにある原子力関連の部品メーカーを買収する計画を取りやめると発表しました。
東芝が買収の計画を取りやめるのは、アメリカの原子力関連の部品メーカー、「ニュークリアーロジスティクス」で、アメリカで原子力事業を手がける子会社のウェスチングハウスが去年10月に買収を発表していました。
東芝はアメリカの原子力事業で7000億円規模に上る巨額の損失を計上する可能性が出ているため、構造改革を一部先送りしたり、複数の事業や保有資産を売却したりして、合わせて3000億円規模の資金を捻出する計画をまとめています。
関係者によりますと、今回の買収の取りやめは、その一環として決まったということで、東芝は財務基盤の立て直しに向けて、主な取引銀行に対して追加の支援を求めることにしています。
東芝はアメリカの原子力事業で7000億円規模に上る巨額の損失を計上する可能性が出ているため、構造改革を一部先送りしたり、複数の事業や保有資産を売却したりして、合わせて3000億円規模の資金を捻出する計画をまとめています。
関係者によりますと、今回の買収の取りやめは、その一環として決まったということで、東芝は財務基盤の立て直しに向けて、主な取引銀行に対して追加の支援を求めることにしています。