「機動戦士ガンダム サンダーボルト」は
2015年12月~2016年4月にかけてアニメ全4話が有料配信され、
2016年6月には、
ディレクターズカット版「機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY」が
イベント上映され、大ヒットを記録した!
そして今回「機動戦士ガンダム サンダーボルト 」の第2シリーズが決定した!!
そこでまだご覧になられてない方の為にも、全4話までのあらすじなども一挙紹介!
機動戦士ガンダム サンダーボルト第2シーズン
ストーリー
宇宙世紀0079、地球連邦とジオン公国が戦った一年戦争の末期、サイド4の
スペースコロニー群、ムーアはジオン軍の攻撃により破壊され、
多くの住人が命を落とした。
破壊されたコロニーや、撃沈された戦艦の残骸が無数に漂う暗礁宙域では、
ぶつかり合い帯電したデブリによって絶えず稲妻が閃くようになり、いつしかそこは、
『サンダーボルト宙域』と呼ばれるようになった。
ムーア市民の生き残りで構成された地球連邦軍所属部隊、ムーア同胞団は、
故郷であったサンダーボルト宙域の奪還を悲願とし、
宙域のジオン軍を殲滅せんとしていた。
連邦の進軍を足止めせんとするジオン軍も、義肢兵の戦闘データ採取を目的に
設立されたリビング・デッド師団を展開。
ムーア同胞団に所属しながら、
故郷や自身の出自に束縛される事を疎ましく思うイオ・フレミングと、
過去の戦闘により両足を失い、今はリビング・デッド師団でエーススナイパーとして
活躍するダリル・ローレンツは、戦場で対峙した時、互いに悟るのだった。
ふたりは、殺し合う宿命なのだと……。
スタッフ・キャスト情報....
原作:矢立肇・富野由悠季(「機動戦士ガンダム」より)
監督・脚本:松尾衡
キャラクターデザイン:仲盛文、中谷誠一、カトキハジメ
音響監督:木村絵理子
制作:サンライズ
声優:中村悠一、木村良平、行成とあ、大原さやか、平川大輔、咲野俊介、佐々木睦、土田大
全4話あらすじ
第1話
ジオン軍によって破壊されたサイド4、ムーア。
その残骸が漂う『サンダーボルト宙域』では、故郷を奪われた生き残りで
結成されたムーア同胞団が、宙域に巣くうジオン軍のリビング・デッド師団を
排除すべく、作戦を展開していた。
ムーア同胞団のパイロット、イオ・フレミングは、
戦いでジオン軍のエーススナイパー、ダリル・ローレンツに乗機を撃墜されるも、脱出。
敵パイロットを殺してモビルスーツを奪い、ダリルの足を嘲笑って挑発する。
戦友を殺し、自身と仲間達を侮るイオに対し、ダリルは復讐を決意するのだった。
第2話
カーラ教授のリユース・P・デバイス研究に協力するダリル達。
一方、イオのフルアーマー・ガンダムの脅威に対し、サンダーボルト宙域の死守を
命じられていたリビング・デッド師団のバロウズ艦長は、敵ガンダムに対抗可能な
実験機の投入と、その最後の部品となるパイロットの決定を決断した。
パイロットに選ばれたダリルは残っていた右手の切断を強いられる。
一度は施術を拒むカーラだが、本国にいる父の助命のためセクストンの説得に応じる。
師団の命運はリユース・P・デバイスを搭載したサイコ・ザクと腕を失ったダリルに委ねられる。
第3話
パイロットとモビルスーツを消耗した空母ビーハイヴに補給物資と学生兵が到着する。
彼らを死地に送る役目に苦悩するクローディアは薬に逃げてしまう。
その姿に怒るイオ。コーネリアスは彼女を労る。
一方、カーラからリユース・P・デバイスに関わった理由を打ち明けられたダリルは
「生き残ろう」と勇気づける。
そして、連邦軍のサンダーボルト宙域奪還の総攻撃が開始された。
苛烈さを増すムーア同胞団とリビング・デッド師団の殲滅戦。
サイコ・ザクで敵艦隊を圧倒したダリルは、
遂にイオのフルアーマー・ガンダムと三度目の会敵を果たす。
第4話
母艦ビーハイヴを失ったコーネリアスとメカニックだが、
敵旗艦ドライドフィッシュを奪取して生き残ろうと目論む。
しかし、ジオン兵は自爆で対抗しようと図る。
その悲劇の連鎖に追いつめられ精神を蝕まれてしまうカーラ。
一方、コロニー残骸内で壮絶な死闘を繰り広げるフルアーマー・ガンダムとサイコ・ザク。
相打ちになったかに見えたが、勝利したのはダリルだった。
コックピットから現れたダリルの四肢のない姿に打ちのめされたイオだったが、
ジオン軍の捕虜となるも、ダリルと戦い続ける宿命はまだ終わらないと
不屈の闘志を燃やす。
スタッフ・キャストコメント
漫画原作・デザイン:太田垣康男
続編決定の報せを聞いたときは「やっぱりきたか!」と思いました。
自分自身ももちろんやってほしいと思っていましたし、劇場やSNSで熱い反応を
頂いていたので、実は内心期待していました。
続編決定はファンの皆さんの応援のおかげです。
漫画はアニメスタッフへの挑戦状のつもりで描いていたので、アニメスタッフが
呈示してくれるアンサーをまた見ることができるのが僕自身もとても楽しみです。
長年のガンダムファンはもちろん、しばらくガンダムから離れていた方々にも
すんなり入れる作品になっていると思いますので、ぜひ観て、楽しんでください。
そして引き続きの応援をよろしくお願いします!
監督・脚本:松尾衡
続きをつくれるとは思っておらず、前の4話で終わるつもりでつくっていたので、
続編決定の報せを聞いたときはボーナスをもらったような気持ちでした。
ただ、いざ続編をつくることになって漫画原作の続きをより詳細に読んだら、
物語の構成がそれまでとはがらりと変わっていて難題がたくさんあったので、
大きなプレッシャーを感じていました。
構成をつくるのは大変でしたが、悩んだ分ファンの皆さんには喜んでいただける、
満足いくものがつくれていると思います。
ファンの皆さんが買ってくれたから続きをつくることができました、
ありがとうございます! またお付き合いください。
前よりも登場人物も増えて、いろんな展開が観られると思うので、
引き続き楽しみにしていてください。
イオ・フレミング役:中村悠一
以前『サンダーボルト』の舞台挨拶で実際に観客の皆さんにお会いしたとき、
男性にも女性にも多くいらしていただいていて、とても満足した表情をして
頂けていたので、続編ができたらいいなと思っていました。
お陰様でこんなに早く続編が決定しました。ありがとうございます。
僕自身が『ガンダム』シリーズのファンで、『サンダーボルト』の完成したフィルムを
観たときすごく楽しく、満足させて頂いたので、
この続きをいちファンとしてもとても期待しています。
これまでと比較して大規模戦闘ではない若干地味な戦闘シーンが増えると思いますが、
それはまた違う魅力として楽しんで頂ければと思います。
『ガンダム』シリーズファンの方にも、『サンダーボルト』ファンの方にも満足してもらえるものになると思っていますので、引き続き応援よろしくお願いします。
ダリル・ローレンツ役:木村良平
前作がすごく面白くて、イベント上映の際に舞台挨拶でいろんなところに
行ったときも観客の皆さんがすごく楽しんでくださったという手ごたえが
感じられたので、きっと続きがやれるのではないかなと思ってはいましたが、
まさかこんなに早くできるとは思っていなかったのでうれしい驚きでした。
漫画原作ではこのあと登場人物も増えて、モビルスーツも増えて、
広がりを見せていくのが見どころです。
ダリルの見せ場もあるので収録もとても楽しみですし、
完成を皆さんと同じく楽しみに待ちたいと思いますので、
引き続きよろしくお願いします。