「トランプ氏は武田信玄。真の戦略あり」新政権のキーマン、エドワード・ルトワック氏に話を聞いた
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- ・トランプ氏には明確な計画と意図がある。次の大統領選でも再選を狙っている
- ・アメリカにとって日本は最重要同盟国。今後、日本企業がターゲットになることはない
- ・トランプ氏は、織田信長ではない。武田信玄だ。真の戦略がある
トランプ氏の政治手腕に期待を持っている。彼は重要事項を最優先に行い、成功させるよ。
――低い支持率についてはどう思う?
多くの大統領は高い支持率ではじまり、やがてその人気は下がっていく。トランプ氏は逆を行くだろう。彼は低い支持率で始まり、徐々に人気が出てくると思う。なぜなら彼には明確な計画と意図があるからだ。
――明確な計画?
彼は4年後の大統領選で再選したいと考えている。そのためには、労働者の票を得る必要がある。多くの雇用を創出すれば、次の選挙でも票を維持できるし、さらに、黒人とヒスパニック系の人たちの票も獲得できる。
「アメリカにとって日本は最重要同盟国。今後、日本企業がターゲットになることはない」
――今後も日本企業を攻撃する?
その件については、からくりがある。フォードの社長がトランプ氏に呼び出され、「メキシコに工場を移転するな」と警告された。すると、フォードの社長は、「トヨタはどうなる?」と返した。ライバル社によって暴露された情報をトランプ氏はツイッターで政治利用した。それが彼のやり方だから。トランプ氏は今さらトヨタともめ事を起こそうとは思っていない。
日本は、アメリカにとって最重要同盟国。今後、日本企業がターゲットになることはないでしょう。これからは、主に、アメリカの企業がターゲットになる。
彼は、織田信長ではない。武田信玄だ。彼には真の戦略がある。戦い方が上手だ。トランプ氏は対日政策を勉強し続けるよ。
――中国については?
中国の南シナ海進出を重い問題として認識している。今後強硬路線をとる可能性がある。