以下、週刊新潮1994年7月14日より抜粋
(社)日本動物福祉協会阪神支部の松田早苗・副支部長は率直に答える。
「昨年一年間に動物センターが収容したのは合計7067匹です。そのうち里親が見付かってもらわれて行ったのが152匹・他は安楽死させました」
福祉協会員「まず事務所を訪れると松田早苗副支部長が出てきて、すぐに写真を嫌というほど出してくる。片目をつぶされた犬や尻尾を切られた猫とか病気で衰弱した犬とか、それはもう残酷で見ていられないものばかりです。で、松田早苗が言うには、彼らを楽にしてあげるのが動物愛護なんです」
協会員「協会では動物の生命を大切にするどころか、集められたり持ち込まれた犬、猫たちを薬殺することが主な仕事だったのです」
福祉協会員「安楽死こそ動物愛護、いかに早く楽にしてあげることが動物のためになるか、神様のもとに彼らを返してあげることが、哀れな動物たちにとって最良の方法だと信じ込まされた」
週刊新潮1994年7月14日号より抜粋
注:この記事がきっかけとなり西宮のセンターでの殺処分事業は中止になりましたが、場所が変わっただけで西宮市のK獣医科病院が福祉協会の指定病院となり、福祉協会の殺処分は今日も続いています。