渡良瀬遊水地の貯水池で男性2人心肺停止

渡良瀬遊水地の貯水池で男性2人心肺停止
19日夕方、栃木県栃木市の渡良瀬遊水地の貯水池で、水質を測定する装置の点検などをしていた男性2人が浮いているのが見つかりました。警察によりますと、2人は病院に運ばれましたが、いずれも心肺停止の状態だということです。
19日午後5時半すぎ、栃木市藤岡町の渡良瀬遊水地の第一貯水池で50代と20代の男性2人が浮いているのを、遊水地を管理する国土交通省の職員が見つけ、消防に通報しました。

2人は消防に引き上げられ、病院に搬送されましたが、警察によりますと、いずれも心肺停止の状態だということです。

警察によりますと、2人は埼玉県にある会社の社員で、国土交通省から委託を受けて、19日午前中から、ボートに乗って貯水池に設置された水質を測定する装置の点検などをしていたということです。

2人はいずれもライフジャケットを身に着けていて、近くで2人が乗っていたと見られるボートが無人の状態で見つかったということです。

警察は2人が作業中に誤ってボートから転落した可能性があると見て、詳しい状況を調べています。