宮根誠司氏

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19日放送の「ミヤネ屋」(日本テレビ系)で、司会の宮根誠司氏が、中国のアパホテル批判やホテル利用のボイコットに苦言を呈した。

番組では「南京事件“否定本”客室に…中国『アパホテル』批判の嵐」と題し、中国で過熱するアパホテル批判について伝えた。アパホテルの客室に置かれている書籍「本当の日本の歴史 理論 近現代史学II」を問題視する動画が中国のSNSに投稿され、1億回再生を記録しているという。

書籍は「南京事件は捏造だ」という趣旨の内容などを記載しているそうで、中国ではネット上でアパホテルへの非難が殺到しているそう。また番組では、中国外務省報道官が「一部の日本の勢力が歴史を否定し歪曲しようとしていることを改めて示している」と、コメントしたことも伝えた。

この問題に宮根氏は「中国政府がこんなに敏感に反応するのは違和感」「一企業、一ホテルチェーンのトップの人が書いた本を、『一部の勢力』とか(中国の)外務省が言うのはちょっとね…」と苦言を呈したうえで、「イヤだったら泊まらなければいい」と指摘。

さらに、中国が春節で大型連休をむかえることに触れ「たくさんの中国人の人が、日本に来てくださるのはありがたい」としつつ「アパホテルに泊まらなかったらホントにホテルないっすよ」「全国チェーンだからね」と持論を展開した。

そして宮根氏は「中国の人、泊まらないのは自由かもしれないけど…」「アパホテル泊まらないと泊まる所ないっすよ!?日本」「パンパンですよ!?」「ホント泊まらない?」「隠れて泊まる人出てくるよ」と煽りつつ、「泊まらない運動が広がるのかというのも疑問です」と、アパホテル利用のボイコット運動についても疑問視していた。

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