2017.01.19 Thu posted at 19:24 JST
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ニューデリー(CNNMoney) 中国浙江省の港湾都市・義烏を今年1月1日に出発していた中国の貨物列車が18日、目的地の英ロンドンに到着した。
運行距離は約1万2875キロ。英仏海峡トンネルを通って英国に入る前は、カザフスタン、ロシア、ベラルーシ、ポーランド、ドイツ、ベルギーとフランスを通過した。各国によって線路幅が異なるため途中で機関車を交代しながらの走行となった。
貨物は、衣類、靴、スーツケースなどの中国製品が入ったコンテナ34個。中国の鉄道当局によると、今後はドイツやスペイン両国行きと同様に1週間に1便の割合で運行予定。義烏とスペイン・マドリード間は世界で最長の鉄道路線となっている。
中国の鉄道当局の声明によると、中国、欧州間の鉄道路線の開通はロンドンが15都市目。ロンドン行きの貨物路線は、中国が現代版シルクロードとも位置付ける経済交流強化などを狙う「一帯一路」計画の一環となっている。
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