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ブチコ引退 ゲート難克服できず

スポーツ報知 1/19(木) 12:21配信

 斑(ぶち)の入った白毛で人気だったブチコ(牝5歳、栗東・音無秀孝厩舎)が現役を引退することが1月19日、決まった。管理する音無調教師が明らかにした。この日、経由地の滋賀県・ノーザンファームしがらきへ向かい、今後は北海道安平町・ノーザンファームで繁殖牝馬となる。

【写真】麦秋S・ブチコ、ゲートくぐって流血…

 同馬は父キングカメハメハ、母は白毛のシラユキヒメ。交流重賞で3勝を挙げた姉のユキチャンと同じ白毛だが、ぶちの入った毛色でデビュー前から注目を集めた。14年10月にデビュー。当初は芝で結果が出なかったが、初ダートの4戦目で初勝利。その後もダートで白星を重ねて、16年4月の交流重賞、マリーンC(船橋)に駒を進めたが、ゲートを突進して故障を発症して、競走除外。JRAに戻った麦秋S(東京)でも同様に枠外に飛び出し、競走除外になった。

 1月17日の雅S(京都)でもゲートをくぐろうとしたために前扉が破損。そのまま出走となったが、大外枠からの発走となった。これにより、2月16日まで30日間の出走停止と合わせ、停止期間が終わった後に、開催競馬場での発走調教再審査という重い処分が下されていた。「もうちょっと走らせてあげたかったけど、使うためには、また試験を受けないといけないから」と音無調教師は説明。ゲートという課題を克服できないまま、無念の引退となった。通算成績は16戦4勝。

最終更新:1/19(木) 14:13

スポーツ報知

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