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ブログの無料宣言

ブログ 小ネタ

フリー ―<無料>からお金を生みだす新戦略

どっかの元芸人が自分の書いた本が子供に「お金がないから買えない、読めない」と手紙を受け取ったから、本を無料にしたとかなんとか話題になってますが、そんなのはどーでもいい。
もし読みたいなら図書館に行けとしか思わないんですが。



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この無料公開先が広告収入を得る仕組みになってるとか、話題にすることで広告費をかけずに宣伝したことを思えば無料化も宣伝費と比較したら格安だとか、いろいろあったり。
またわざわざ煽るような書き方をして話題にさせる炎上マーケ……はぁ。

さらには裏でアニメ化やコミック化の動きがあったとしても全然驚きませんし、どうあっても話題にした時点で掌の上。
これが話題になったことで、これまではリーチが届かなかった層にまで情報が届くのかもしれない。
芸人やタレントとしての才能は頭打ちだったのに、アジテーターとしての才覚のはあったという辺りのどうしようもなさが、なんともですが。

フリーミアム

それはともかく今や無料公開なんてのは、裏サンデーや多くの漫画サイトで実践済み。
さらには青空文庫では某絵本の数十倍数百倍面白い名作が無料で読める。
もはやフリーミアムが常識と化しつつある今に、無料にしたことを奴隷解放などと仰々しく騒ぎ立てるのもどうか、と。

青空文庫 Aozora Bunko

urasunday.com

"子供に「お金がないから読めない」と言われ"たなら、個人的に絵本を送ればいいだけ。
言われた事実だって、もし自分なら恥ずかしくって絶対に隠しておく。
そんなこと声を大にして言ったりしない。
事情は言わずに内緒でやりますよ。

「子供に言われたから」とわざわざ理由を言う必要がどこにあるのか。
こういう安っぽい事情を声を大にして言うのは、つまりこの薄っぺらいレトリックでも、それを素直に受け取る人らに対しての求心力が間違いなくあるってことでもある。
表面通りに受け取って支持し賛辞する方々。
まぁ、いかにも引っかかりそうな方のTL覗いたらやっぱり絶賛してて……だろうねぇ。
相手が違ったらいいカモですが。

FREE

大体、こういう話を深読みするような連中は相手にしてない。
およびでない。
「子供に言われたから無料にしたんですってー、ほんとうにいい人ね~」「無料だって?!すごい!革新的だ!!!」と額面通り疑いなく捉える方々が主なターゲット層。
インターネットでいくら話題になっても届かない素直な人々というのがいるわけで、そういうひとにまでこの「善意の話」は届くのかもしれない。

世の中は信じられないくらい裏を読まない人々というのが存在する。
既視感アリアリのそれっぽい一言でも支持する方々。
安っぽいとしか思わないんだが……。

……うわぁ。
そういうひとらがcopy_writingやサザエbotを支持する層になり、青春基地を支えたりする。
表面的なレトリックがよければそれでいい。

裏とか事情とか評判とかそんなものを気にしない方々。
copy_writingがいくらパクっていようがそんなことは関係なく、いいツイートをしてればそれで感動できる。
そのツイートが誰のものか、なんてことには興味がない。
copy_writingは消えても消えても復活し、サザエbotだって凍結解除されてしまう。

そういえば、青春基地再始動してるらしいですが。
どうなりますやら……。

一応、以前の炎上置いときますね。
nlab.itmedia.co.jp


考えたんですが、人が幸せになるためのお金にひとが縛られるのはよくない、
ですからこのブログも無料で読めるようにします!
これこそが行き詰まる資本主義へのアンチテーゼです。
どっかで広告収入が入ってるかも知れませんが、この記事は無料で読めます。

え?元々無料だろって?
実は、このブログ、元々は一読2,000円なんです。
ですが、先日「ブログが高くて払えない。読めない」と子供からメールを受取(ry


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