[PR]

 青森市の青森県営浅虫水族館で昨年8月、飼育していたアオウミガメ1匹が行方不明になった事件で、1カ月後に同館の裏山でアオウミガメの死体が見つかっていたことが分かった。県警は、何者かが盗んで放置したとみて捜査している。

 同館によると、昨年8月2日、屋外プールで飼われていたアオウミガメ9匹のうち1匹(甲長約50センチ、体重約15キロ)がいなくなっていることに飼育員が気付いた。さらに、同年9月15日、同館の裏山の斜面でアオウミガメがひからびて死んでいるのを、草刈りをしていた作業員が見つけた。発見場所の近くにはカメが歩いたような跡があったという。

 プールには地面から約1・5メートルの高さまで柵があり、カメが自力で逃げることは不可能だという。同館は被害届を提出し、県警は窃盗事件として捜査している。同館の佐藤康也副館長は「こういう形で見つかると思っておらず、非常にショックだった。再発防止策を徹底していく」と話した。