やっさんのぶろぐ(映画、趣味、日記など)

個人日記、忘備録、反朝鮮人、島国に引っ越しました。

メキシコからの輸入車がなくてもアメリカは困らない。日本の経済専門家の嘘と間違い

2017-01-15 09:19:04 | Weblog
トランプがメキシコからの輸入車に関税をかけることを提案しており、盛んに日本のテレビでそのようなことをすればアメリカ国民が10万円安い車をかえなくなると一つ覚えで経済専門家が言い続けています。日本の経済評論家とは考える力がないのではないかと疑いたくなります。アメリカの低所得者のほとんどは新車を買うことができないという現実もこれらの日本人達は全く理解していません。富の分配が均等で新車を買いあさっている国民は日本人くらいであり、アメリカ人の多くにとってアメリカ国内の新車が10万円高くなってもそれを買える所得にある人は少数であり、多くは中古車を買うので全く影響はありません。むしろアメリカに雇用が増えれば低所得者層は助かるし自分の給与が増える。トヨタ等がメキシコからアメリカへの輸入に関税がかけられてもトヨタはアメリカでの市場を確保するために利益を縮小しても輸出するため長期的にはアメリカの自動車会社が優位になりシェアを伸ばすと考えるのが普通です。日本の経済学者は自分達の希望を述べているようですが、トランプは経済学者が考える以上に商売にたけていることは間違いなく、それを読めない経済専門家はなんのために存在しているのでしょうか?

結果的に一番損をするのはドイツや日本の自動車会社であり、GM等も多少の影響をうけるであろうがトヨタほどでない。トヨタはアメリカで販売を維持するためには自分達の利益を減らして輸出継続をするので長期的にみればGMの販売力が増加しGMがシェアをものばす。少なくともトヨタの社員を口には出さないがそれを既に予測しているはずであり、何も分かっていないのはテレビに出てくる銀行出身の経済専門家達だけである。彼等のような何も分からない銀行屋出身者がトヨタの経営を握っていたのであればトヨタに将来はない。トヨタとドイツ車がシェアを減らすことができればトランプとそれを支持するアメリカ国民の勝ちである。

このようなアメリカ人であれば中学生でもわかることを理解できないトナーヘッドのような経済評論家が日本の世論を主導してきた。情けない限りである。大東亜戦争で日本は負けないと言い続けていた新聞のようなモチベーションが現在の日本でも行われていることには驚かされる。テレビや新聞で経済専門家が自分達の希望を言い続けてもそのようにはならないし言霊信仰も通用しないことも理解できないようである。

トランプは選挙前に言い続けてきたことをそのまま実行するし、彼の政策が変わるはずもない。ましてや議員は共和党が多数をしめているのでトランプに議会が反対することもない。トランプは今のまま政策を行い、日本の自動車会社も首を洗って待っているしかないのは明白である。

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