ほとんどの学生が満足しなくても数%が将来に目覚める学生がいればその授業は良い授業だと思います。授業など卒業前に学生はそのほとんどを忘れてしましますのでその程度のものです。大学は学生のほとんどが満足する授業を期待していますので、ほとんどの学生を満足させられない授業や試験をする教員はだめ教員という評価になります。私も馬鹿ではありませんので教員評価をあげるため(ほとんどの学生を満足させるため)に巧妙な仕組みを授業や試験に組み込むことができます。自己の評価ポイントを上げるためだけに教員は仕事をしているわけではなく給料を下げられてもやるべきことはやる教員がいてもいいのではないかと考えます。顧客(学生)重視の大学にとっては不要な存在でしょうが。大学はいつから高等教育の場から就職率を上げるための場になったのでしょうか?顧客=学生として大学を企業経営と考えて大学経営をすることに異論はありません。たまに学生が居室に来て、宿題を毎回提出しているのに単位がとれないのはおかしいという持論を述べて帰って行く学生がいました。通分もできておらず宿題や試験はほぼ0点でしたが留年もせずに卒業して行きました。学生やその親も自分達は客であると思っているようです。カンニングしても停学にされることもありません。そのようなことをすれば客やその親が怒ります。当然の話ですが就職率をあげる(学生を客と考えるのであれば客の満足度を上げる)ためには研究は不要ですし、それが正論として議論されていることに誰も疑問を持っていないことが驚きです。就職活動出陣式という儀式も行われています。
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