ＦＡして１１３億ふっかけたけど　バティスタ降参…再契約

　大山鳴動して…。ブルージェイズは、チームからＦＡとなっていたホセ・バティスタ外野手（３６）と１年１８００万ドル（２０億３４００万円）で再契約に合意した。１７日の米ヤフースポーツ（電子版）によれば、２０１８年は相互選択権、１９年は成績による球団選択権が設定され、３年間の契約を満了すれば、総額は６０００万ドル（６７億８０００万円）になる。

　バティスタにとっては、希望をはるかに下回った。昨年２月はブ軍との延長契約交渉で５年総額１億５０００万ドル（１６９億５０００万円）を要求し、決裂と報じられた。今オフも総額１億ドル（１１３億円）超の契約を望んだが、これに応じる球団は現れなかった。

　理由は３６歳という年齢もさることながら、トラブル続きだったせいだ。昨年５月は自身の危険走塁でレンジャーズのオドルと大立ち回りを演じ、バティスタのあごにパンチをクリーンヒットさせたオドルがちまたの「ヒーロー」となった。同１０月のポストシーズンも、球審が敵軍をひいきしていると発言し、同僚からもひんしゅくを買った。