菅野智之の年度別登板成績【拡大】
WBC終了後には、3年ぶりのリーグV奪回をかけたシーズンが待つ。
「自分たちは優勝が絶対条件と思われている球団だと思います。個人的にも中心選手としての悔しさと責任を感じます。たくさん補強もして、自分たちにかかるプレッシャーも大きいですしね。あれだけ補強して勝てないのかと思われたくない。とにかく個々が額面通りの活躍をすれば、絶対に優勝できるチームだという確信があります」
「大きな一年になる?」との問いかけに、これまでのプロ4年間を脳裏に浮かべるように…。
「毎年、そう思ってやっていますけどね。自分の中で毎年いろんな壁がある。1年目は浪人した分、ちゃんと1年間、働けるかという中で、ローテーションを1年間守った。壁を乗り越えた。2年目は開幕投手をやらせてもらって前半戦から勝てたけど、(10月に)肘をけがした。3年目はどうだとなったときに、2年目に若干飛ばしすぎた反省も踏まえて、肘の不安ももちろんあったから、自分なりにペースを保ちながら、序盤はゆっくり。数字的にも後半の方が伸びた。ある程度、2年目の反省を踏まえてプラン通りできた。4年目の去年は『圧倒』というテーマを掲げて、自分なりに意気込んでいた。だから自主トレからキャンプ、オープン戦と力んだ部分もあった。前半バッといけたけど、後半に少し失速した」