沖縄県のニュース
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副知事 採用依頼疑惑を否定
おととし行われた沖縄県の教員採用試験をめぐり、一部の報道機関が、安慶田副知事が県教育委員会に特定の受験者を合格させるよう依頼したと報道したことについて、安慶田副知事は記者団に対し「そういうことはない」と否定しました。
一方、当時の関係者によりますと、安慶田副知事から受験番号が書かれたメモを渡されたことがあるということで、安慶田副知事の説明責任が問われることになりそうです。
おととし行われた沖縄県の教員採用試験をめぐって、一部の報道機関は、安慶田副知事が県教育委員会の職員に対し、特定の複数の受験者を合格させるよう働きかけを行っていた疑いがあると報じました。
これについて、安慶田副知事は、18日午前、記者団に対し、「そういうことはないし、記憶にもない。名誉の問題だから弁護士と相談して対応する」と述べ、否定しました。
また、県教育委員会の平敷昭人教育長は、受験番号や名前を隠して選考するなどしていて、結果に影響を及ぼすことはありえないとした上で「口利きはないし、調査を行うことも考えていない」と述べました。
一方、当時の関係者は、NHKの取材に対し「安慶田副知事から受験番号が書かれたメモを渡され、『よろしく』と言われたことがある。ただ選考に便宜を図るようなことはしていない」と話していて、安慶田副知事の説明責任が問われることになりそうです。
おととしの教員採用試験をめぐっては、4404人が受験し451人が合格していて、倍率は9.8倍でした。
これについて翁長知事は18日昼すぎ、那覇市内で記者団に対し、報道については安慶田副知事から報告を受けたとした上で、「まだよくわからないので帰ってきてから対応する」と述べました。
また、記者団が安慶田副知事の進退問題につながるかどうか尋ねたのに対し、翁長知事は「今のところ本人はおぼえがないと言っている」と述べるにとどまりました。
01月18日 14時17分