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島根女子大生遺棄:遺体損壊、特殊な刃物使用か

 広島県北広島町の山中で、島根県立大総合政策学部1年、平岡都さん(19)=島根県浜田市=の遺体が見つかった死体遺棄・損壊容疑事件で、島根・広島両県警の合同捜査本部は、見つかった遺体の状況から、犯人が料理包丁などとは異なる特殊な刃物を使った可能性があるとみて、刃物の特定などを急いでいる。
 平岡さんの遺体は、6日に頭部、7日に左大腿骨(だいたいこつ)、8日に胴体、9日に左足首、19日につめが、山頂に通じる林道付近で見つかった。現場から遺体の損壊に使ったとみられる刃物などは見つかっていない。
 捜査関係者は「通常の包丁ではなく、特殊な刃物を使ったのだろう。熟練は必要ないが、犯人はわずかでもこうした経験を持つ可能性が高い」としている。
 捜査本部は、刃物の特定や切断方法の解明を目指し、幅広い分野の専門家から意見を聞いている。また、雑貨店やホームセンターなどでの刃物の購入履歴の捜査も続けている。
毎日新聞 2009年11月25日 8時48分(最終更新 11月25日 12時15分)

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