連休明け17日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は3営業日続落し、前週末比58.96ドル安の1万9826.77ドルで取引を終えた。トランプ次期米大統領の経済対策への期待が後退し、恩恵を受けるとされてきた金融や医薬品株に売りが集中した。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は35.39ポイント安の5538.73だった。
トランプ氏は週末の米紙とのインタビューで与党となる共和党の政策を批判したほか、薬価引き下げに向けて製薬業界に圧力をかける姿勢を強調。トランプ氏の経済運営に不安が広がった。(共同)