Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Oracleが定例パッチを公開 - 270件の脆弱性に対応

Oracleは、定例アップデート「クリティカルパッチアップデート(CPU)」を公開し、270件の脆弱性を解消した。

同社では、四半期ごとに同社製品の定例アップデート「CPU」を公開している。今回は「Oracle Database Server」に関する2件に対処したほか、「Oracle MySQL」では27件へ対処。そのほか「Fusion Middleware」「Oracle Secure Backup」などあわせて270件の脆弱性を解消した。

今回修正された脆弱性のうち、共通脆弱性評価システム「CVSS v3」でスコアが「7.0」以上で「緊急」または「重要」とされる脆弱性は87件。同社では、脆弱性の悪用を防ぐため、テスト環境で動作を確認したうえで、早期にアップデートを適用するよう推奨している。

なお、次回の定例アップデートの公開は米国時間4月18日を予定している。

(Security NEXT - 2017/01/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

複数の脆弱性を修正した「WordPress 4.7.1」 - 「PHPMailer」の更新も
「WordPress 4.6.1」がリリース、脆弱性など17件のバグを修正
CodeLathe製ファイル共有製品「FileCloud」に脆弱性
PowerDNSに複数の脆弱性 - アップデートがリリース
アタッシェケースにディレクトリトラバーサルの脆弱性 - アップデートが公開
「Adobe Flash Player」に深刻な脆弱性 - 72時間以内に更新を
サイボウズの「リモートサービスマネージャー」に脆弱性
「BIND 9」に複数の深刻な脆弱性 - キャッシュDNSサーバに影響
セキュリティ機能を提供するSDKに脆弱性 - iOSに影響
年明け最初のMS月例セキュリティ更新、脆弱性3件に対処 - 低水準で滑り出し