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【格闘技】

山中、V12へ下半身の強化バッチリ

2017年1月18日 紙面から

沖縄合宿を終え帰京した山中(中)と尾川(左)、リナレス=羽田空港で(藤本敏和撮影)

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 WBC世界バンタム級王者・山中慎介(34)と、WBC・WBA世界ライト級王者・ホルヘ・リナレス(31)=ベネズエラ=、日本スーパーフェザー級王者・尾川堅一(28)の帝拳ジムに所属する3王者が17日、羽田空港着の航空機で沖縄での走り込み合宿から帰京した。山中は昨年夏にも同地で合宿したが、10日から現地入りした今回は暑すぎず、走るには最適な天候で「確実にレベルが上がった」と手応えをのぞかせた。

 「走っていて下半身が粘り強くなるのを感じられた。下半身が粘れるようになると、試合の後半でも足がふわふわせず強いパンチが打てる。さらに自信になりました」と山中。12度目の防衛が懸かる今春予定の試合へ向け、さらにパワーアップだ。

 3月25日に英国・マンチェスターで防衛戦を行うリナレスも「足が痛いけど、それだけいい練習ができた」と満足げ。初の沖縄合宿参加だった尾川は、厳しい内容にバテていたと山中から突っ込まれると「いやビンビンですよ!」と、その場でもも上げダッシュして若さをアピールしていた。 (藤本敏和)

 

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