蹴球探訪
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【プロ野球】G山口俊、ヤジられ覚悟!! 先発ローテ入りなら初戦は竜か古巣2017年1月18日 紙面から
因縁対決でヤジ大歓迎だ。DeNAからフリーエージェント(FA)移籍した巨人・山口俊投手(29)が17日、初めて川崎市のジャイアンツ球場で練習した。3月31日からの開幕カードが獲得競争を繰り広げた中日との3連戦(東京ドーム)なら、続く4月4日からは古巣DeNA3連戦(横浜)。開幕ローテに入れば、いきなり罵声を浴びることは必至だが、右腕はヤジを楽しむぐらいの気構えでいることを明かした。 ◆「逆にチャンス」中日のベンチからは森監督と友利投手コーチににらまれ、慣れ親しんだハマスタのスタンドからはヤジを浴びせられる。山口俊に逃げ道はない。 「森さん、デニーさんには直立不動です。横浜では、違った意味での声援があるかもしれません。逆に(自分の存在をアピールする)チャンスかなとも思っています。それも楽しみたいです」 プレッシャーを飲み込み「自分の100%のパフォーマンスを出すために準備していきたい」と意気込む。 ◆「筒香胸借りる」古巣相手の登板ならば、筒香との対戦にも注目が集まる。「いいバッターなので打ち損じを待ちます」と苦笑い。勝負球は真っすぐかと聞かれ「楽しみにしていてください。10割打たれるわけではない。胸を借りるつもりでやります」とも。 16日夜、自主トレの地・サイパンから帰国。一夜明けてジャイアンツ球場で関係者にあいさつし、キャッチボールなどで体を動かした。調整は順調で、昨季途中に違和感を覚えた右肩の回復にも手応えを感じている。すでに捕手を立たせてブルペン入り。今後は鳥取のトレーニング研究施設「ワールドウィング」で体をメンテナンスしつつ投球も続ける。 プロ11年目だった昨季、初めて2桁勝利を収めた。11勝5敗で防御率2・86。138イニング2/3は自己最多だった。FAで加わった新天地では、200イニングに近づけたい気持ちもある。それは中継ぎを休ませることにつながる。 「FAで来たからには、個人の成績よりもチームが勝たないといけません。覚悟をもっていきたい」。G戦士として竜を、そしてDeNAをたたきつぶす。(川本光憲) PR情報
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