ニューヨーク=畑中徹
2017年1月18日21時16分
米宝飾品大手のティファニーは17日、ニューヨーク中心部にある本店の昨年11~12月の売上高が、前年同期に比べて14%減ったと発表した。本店は、トランプ次期米大統領が居住するトランプ・タワーに隣接しており、厳重な警備のあおりで客足が遠のいたことが響いた。
本店は、世界全体の売り上げの1割近くを占める重要店舗で、稼ぎ時である年末商戦期の売り上げの大幅減は大きな痛手となりそうだ。
トランプ・タワー周辺は、警備強化でバリケードが設置され、武装した警察官が警戒。タワー前を歩こうとすると、荷物検査や身分証明書の提示を求められるなど、ティファニー本店に立ち寄りにくい状況になっている。(ニューヨーク=畑中徹)
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朝日新聞国際報道部