里山の人形師 coconoooです。
こんにちは。
音楽に限らず、文学でも絵画でも「見つける瞬間」がある。
よつばと!のように
大人になっても訪れる、
大切な素敵な瞬間だと思います。
わたしにも、その瞬間がたくさんあるのですが、
そのひとつを…。
シンディー・ローパー「シーズ・ソー・アンユージュアル」
- アーティスト: シンディ・ローパー
- 出版社/メーカー: エピックレコードジャパン
- 発売日: 2001/02/21
- メディア: CD
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始めは、「キャンキャンした声で、五月蝿い。子供は好きなのか?」
くらいに、どちらかと言うと、悪い印象だったのですが、
(注:今回もおすすめではありません。amazonでいきなり買わないでくださいね。)
ある日、
確か何か失敗かして?
酷く落ち込んでいた時、ラジオからこの曲が…。
「ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン」
その瞬間、
「あぁ、この曲、この歌は
赤ん坊が、少女が、たとえば自閉症児が、
初めて言葉を喋った、
世の中に叫びをあげた時の声なんだ…!」
「わたしは、ココにいる!
ちゃんと見つけてくれ!」と…。
「女の子はみんな、楽しみたいの!自由に!
ただ、楽しみたいの…。
女の子は、ただ今を楽しみたいだけなの! 」
(訳:わたし)
と、歌うこの歌は
シンディー・ローパーの、ヒトとしての渇望が聴こえる。
そう思った瞬間に
わたしは、この曲に出会った…。
そして、わたしは思うのだ。
わからなかったことが、
いつかわかる瞬間が
これからも訪れるなら
わたしはきっと生きているのだろう
生きながら死んではいないのだろう…って。
「世界は、わたしに発見されることを、待っている。」
その感覚を喜びたい。
今日も、来てくださって、ありがとうございます。