浅間山 火山ガスの放出量増加 噴石に警戒呼びかけ
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群馬と長野の県境にある浅間山で、18日、火山ガスの1日当たりの放出量が3600トンに達し、おととし6月以来、3000トンを超えました。気象庁は、火山活動がやや活発になっているとして、18日夕方、火山活動解説資料を発表し、火口からおおむね2キロの範囲で噴火に伴う大きな噴石に警戒を呼びかけています。
気象庁によりますと、浅間山では、先月、火山ガスの二酸化硫黄の1日当たりの放出量が1000トンに達し、今月11日の観測ではその2倍以上の2200トンに上るなど、放出量が増加していました。
そして、18日に行った観測では、火山ガスの放出量はさらに1000トン以上増えて3600トンに達したということです。
浅間山で火山ガスの一日当たりの放出量が3000トンを超えたのは、およそ1年半前のおととし6月16日と19日にごく小規模な噴火が相次いで発生したあとのおととし6月25日以来で、気象庁は、火山活動がやや活発になっているとして、18日夕方、火山活動解説資料を発表しました。
浅間山では、このほか、山頂火口直下のごく浅いところを震源とする火山性地震は1日に30回から60回程度発生し、やや多くなっているほか、夜間に高温の火山ガスなどが雲などに映って赤く見える火映現象が先月に続いて今月も6日と7日に観測されています。
気象庁は、浅間山では今後も火口周辺に影響を及ぼす小規模な噴火が発生する可能性があるとして、噴火警戒レベル2の火口周辺警報を継続して、山頂火口からおおむね2キロの範囲では噴火に伴う大きな噴石に警戒するよう呼びかけています。
そして、18日に行った観測では、火山ガスの放出量はさらに1000トン以上増えて3600トンに達したということです。
浅間山で火山ガスの一日当たりの放出量が3000トンを超えたのは、およそ1年半前のおととし6月16日と19日にごく小規模な噴火が相次いで発生したあとのおととし6月25日以来で、気象庁は、火山活動がやや活発になっているとして、18日夕方、火山活動解説資料を発表しました。
浅間山では、このほか、山頂火口直下のごく浅いところを震源とする火山性地震は1日に30回から60回程度発生し、やや多くなっているほか、夜間に高温の火山ガスなどが雲などに映って赤く見える火映現象が先月に続いて今月も6日と7日に観測されています。
気象庁は、浅間山では今後も火口周辺に影響を及ぼす小規模な噴火が発生する可能性があるとして、噴火警戒レベル2の火口周辺警報を継続して、山頂火口からおおむね2キロの範囲では噴火に伴う大きな噴石に警戒するよう呼びかけています。