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函館空港に新管制システム導入
01月18日 07時56分
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国土交通省は、航空機をより精密に誘導することができる新しい航空管制システムを、ことし3月に全国に先駆けて函館空港に導入することを決めました。
新たに導入されるのは、TAPSと呼ばれる空港管制処理システムで、ことし3月にシステムが更新時期を迎える函館空港に全国に先駆けて導入されます。
システムでは、効率的に航空機を着陸させるためのルートについてのデータが管制官に示されるため航空機の誘導がしやすくなるほか、駐機場の混雑などで複数の航空機を上空で待機させる際もより精密に間隔を設定できるようになるということです。
また、現在は航空機を着陸させる順番の管理などに「運航票」と呼ばれる短冊型の紙を使い新たな情報は手書きで記入していますが、ディスプレーに表示されるため、複数の管制官で情報の共有がしやすくなります。
道内ではこのほか、旭川や釧路・女満別など国土交通省が管制業務を行う全国33の空港に平成33年度までに導入される計画で、国土交通省は新システムで増大する交通量に対応していく考えです。
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