京郷新聞系列の「週間京郷」の記事に、このような内容がありました。
<・・韓日通貨スワップの中断はややもすると、韓・中通貨スワップ中断につながることができるという点で、基材部は一層困惑している。韓国は中国とも通貨スワップを結んでいるが、10月で期限だ。韓中両国は昨年4月満期延長に原則的に合意したが、これは仲が良かったときの話だ。 2008年の金融危機当時、韓国は日本に通貨スワップ拡大を要請した。しかし、日本は韓国の提案を拒否した。韓国は中国を訪れ、韓中通貨スワップが合意されると、日本が一歩遅れて飛び込んだ。最終的には日本側の要請で韓・中、韓日通貨スワップが同時に発表された。当時、韓国は中・日間の競争を煽り通貨スワップを結んだものだが今では両方の国から同時にそっぽ向かれる格好になった・・>
http://v.media.daum.net/v/20170118101353804
・・・・私が知っている話とは全然別だったので、5年前の記事を探ってみました。
以下、中央日報系列の中央サンデー2011年7月10日の記事で、2008年当時日本大使だった人が直接話したないようとなります。
<・・2008年金融危機の際に、李明博大統領が日曜日なのに携帯電話で直接電話をかけてきた。「日本と300億ドル規模の通貨スワップ契約を締結しようとしているが、うまくいかない。グォン大使(※グォンチョルヒョン大使。ソース記事でインタビューをしている人)がこの問題を解決してくれ」という指示だった。だが、当時の日本の財務大臣は反韓指向の人だった。それで高官や高官OBらを相手に水面下でロビー活動をした。交渉を終えるまで毎日のように大統領と電話で話した。曲折の末、その5日後に中川財務大臣がOKを出した・・>
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=100&oid=353&aid=0000006117
週間京郷の記事の趣旨は、外交リスクがそのまま経済リスクになろうとしている、というものです。その現状認識は合ってると言えましょう。
しかし、その理由を考えるにおいて結局は「そうだ日本が悪い」になるようでは、先が思いやられます。
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