ここから本文です

「出産への配慮なく研修継続できず」女性が徳洲会を提訴

朝日新聞デジタル 1/18(水) 12:13配信

 出産への配慮がなく、研修医を続けられなかったとして、医師免許を持つ大阪府内の女性(31)が医療法人徳洲会と研修担当の医師2人に計3777万円の賠償を求め、大阪地裁に提訴した。18日に第1回口頭弁論があり、法人側は請求棄却を求めた。

 訴状によると、女性は関西にある徳洲会系列の病院で2014年4月から2年間の予定で初期研修に入った。その後、15年5月の第2子出産の前後に約3カ月休業し、2カ月遅れの16年5月末に研修を終えた。

 その後、専門医の資格取得のため、後期研修を希望したが、徳洲会側から特段の説明なく受け入れを拒まれたという。女性は8月から兵庫県内の大学病院で後期研修を始めたが、勤務地が遠くなって長続きせず、10月に退職した。現在は別の病院職員としてアルバイトをしながら、研修医として受け入れてくれる病院を探している。

朝日新聞社

最終更新:1/18(水) 12:13

朝日新聞デジタル

Yahoo!ニュース公式アプリ

都道府県ニュース、防災情報もこれひとつ!

本文はここまでです このページの先頭へ

お得情報

その他のキャンペーン