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羽賀研二、詐欺被害者が怒りの告発「裁判中の虚偽」と「4億円の不動産」

週刊女性PRIME 1/17(火) 23:00配信

「はっきり言いますよ。アイツは稀代のワルです」

 娘である梅宮アンナと過去に交際していた羽賀研二が逮捕されたとき、報道陣に囲まれた梅宮辰夫は厳しい口調でこう言い放った。

「'98年に沖縄の北谷にレストラン3店舗をオープンさせるとき、アンナとともに梅宮さんも駆けつけた。ところが、オープン前日に羽賀から未払い金が4000万円あり、支払わないとオープンできないと泣きつかれたんです。

 梅宮さんは“娘に恥をかかせられない”と借用書に保証人としてサインした。アンナも彼の借金の保証人になっており、彼と別れたあとも月々100万円ほど返済していたそうです。

 羽賀には家族全員が苦しめられただけに、梅宮さんとしては絶対に許せないという気持ちが強いのでしょう」(芸能レポーター・石川敏男氏)

 そんな羽賀は詐欺と恐喝未遂で'13年に懲役6年の刑が確定し、現在も沖縄刑務所に服役している。その事件の被害者となったのが、大阪市内で不動産業を営むY氏だ。

「ボクと羽賀の付き合いは古く、'95年ごろから飲食をともにするようになった。当時、彼が付き合っていた梅宮アンナちゃんが同席したこともありました。

 それで5000万円ほど貸してあげて毎月キチン、キチンと返済されていたのでトラブったことはなかったんです。

 当時、羽賀は借金が多いことがワイドショーでも盛んに取り上げられていまして“もう借金はありません”と見得を切ったこともありました。でも、実際はボクからの借金は残っていたんです。だけどそんなことは些細なことだし、返済をしてくれていたので黙っていました」

 Y氏と羽賀は、それから10年ほど良好な関係を築いていたという。しかし、それが急に崩れる事件が起きる。

「'03年ごろに羽賀は医療会社の未公開株購入を“絶対に儲かる”としつこく勧誘してきました。ボクは株にまったく興味がなかったので断っていましたが、“破綻したら自分が全部補償します”と言い張るので証書を作って3億円ほど出したんです。

 ところが会社が破綻しても金を返さない。それどころか'06年6月に彼の代理だという元ボクシング世界王者の渡辺二郎たちが借金の返済方法で相談があるとホテルにボクを呼び出しました。するとそこに暴力団関係者たちもいて、約3億7000万円の借金を1000万円に棒引きする書類にハンコを押せと脅迫したんです。“押さないと大阪湾に沈める”と脅されました」

 結局、Y氏は恐怖のため仕方なくハンコを押したが、警察に被害届を提出して捜査が始まった。'07年6月に羽賀は渡辺らとともに恐喝未遂・詐欺の容疑で逮捕。'13年3月に最高裁で罪が確定したのだ。

「刑事事件では有罪判決が出ましたが、ボクの被害は弁済されていないんです。それで羽賀に対し約4億円の損害賠償請求の民事裁判を'11年に起こしました。その当時、週刊誌などでは、タレント業ができなくなって生活に困った彼が作業員の仕事をしていると報じられていました。また、奥さんが飲食店でバイトをしながら生活を支えているという記事が美談として載ったりしていましたね」

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最終更新:1/17(火) 23:00

週刊女性PRIME

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