TPPめぐる事態動かすの難しい 米上院議員 自民政調会長に
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自民党の茂木政務調査会長は、訪問先のワシントンで、共和党のウィッカー上院議員と会談し、茂木氏が、TPP協定の必要性を説明し理解を求めたのに対し、ウィッカー氏は「すぐにTPPをめぐる事態を動かすのは難しいのではないか」と述べました。
自民党の茂木政務調査会長は、アメリカのトランプ次期大統領が今週20日に就任するのを前に、議会関係者らと意見を交わすためワシントンを訪れていて、日本時間の18日未明、共和党で安全保障政策などに詳しいウィッカー上院議員と会談しました。
この中で茂木氏は、トランプ氏が就任初日に離脱を正式に表明するとしているTPP=環太平洋パートナーシップ協定について、「大きな枠組みで議論する方が生産的だ」などと必要性を説明し理解を求めました。
これに対しウィッカー氏は「重要性は十分認識している」としながらも、「トランプ氏が『離脱する』と発言している中で、すぐに事態を動かすのは難しいのではないか」と述べました。
また茂木氏は、トランプ氏が在日アメリカ軍の駐留経費の負担増額を求める考えを示していることを踏まえ、「日本は経費の7割以上を負担している」などと説明したのに対し、ウィッカー氏は「よく認識できた」と述べました。
この中で茂木氏は、トランプ氏が就任初日に離脱を正式に表明するとしているTPP=環太平洋パートナーシップ協定について、「大きな枠組みで議論する方が生産的だ」などと必要性を説明し理解を求めました。
これに対しウィッカー氏は「重要性は十分認識している」としながらも、「トランプ氏が『離脱する』と発言している中で、すぐに事態を動かすのは難しいのではないか」と述べました。
また茂木氏は、トランプ氏が在日アメリカ軍の駐留経費の負担増額を求める考えを示していることを踏まえ、「日本は経費の7割以上を負担している」などと説明したのに対し、ウィッカー氏は「よく認識できた」と述べました。